感情を解放する大切さ

今日は感情を解放する大切さについて、最近私が実感したお話をしてみたいと思います。

確か2年くらい前だったと思いますが、ワークショップをしていた時、休憩時間に、参加者で医療経験者の方から、甲状腺の腫れをご指摘頂きました。私のいわゆる喉の下の方の甲状腺の部分が、鏡で見てみると確かにプックリと膨れ上がっていました。手で触れてみるとシコリの様な物があります。

私は出来るだけ薬を飲まないようにしているので、自然療法で治る方法がないか色々と調べ始めました。そして、アメリカのAMAZONを含め評判の良かったサプリ等をまず試し始めました。しかし特に結果は変わりません。

次に、ドクターであり、栄養学とホルモンバランスを含めた体の仕組みの権威の方とアドバイザー契約していた事もあり、検査を受け、実際数値は基準以上だったので、彼のアドバイスに従い食事療法や薦められたサプリの摂取を始めました。1−2ヶ月経ち多少良くなった感じはありましたが、まだ大きくシコリは残っていました。

さて、私にはサイキックリーダーやチャネラーの友人が大勢いますが、同時期その複数の人から、喉のチャクラのエネルギーが詰まっていると指摘されていました。喉のチャクラの詰まりは、魂からの真実を話しきっていない時によく起きる現象です。

しかし、少し不思議に思いました。自分では、心の中をかなり言語化しているつもりでしたし、そしてそれが自分の仕事だと思っていたので、魂で思っている事を言葉にしていないと言われて正直、皆目見当が付きませんでした。

そんなタイミングで、友人の凄腕チャネラーで、しかしご自身を磨く為にチャネリングを暫し封印していた人が、友人限定でこっそりとチャネリングを再開している事を聞きました。彼女が6、7年前に指摘してくれた事が数年後に大当たりした事が何回もあったので信頼は絶大です。そして、数年ぶりに彼女と話をすると、彼女が興味深い事を言いました。

彼女がチャネラーとして宇宙から受け取った私へのメッセージは、プライベートでライフコーチをするのを止めなさいというものでした。

そこで言われた事は、こんな概要でした。

私はプライベートの場においても、例えば一個人としては、ぶっちゃけな表現で言うと「えっマジ」とか、「ありえない」などと感じた時に、ライフコーチの私が顔を出して、「ありえない事」を言った相手に丁寧にライフコーチをしてしまっているとの指摘でした。

これを言われて、確かに心当たりがありました。

ちなみにこれは、私にも相手にも良くありません。

まず、私にとっては兎にも角にもその時点でありえないと感じてしまった、その感情を封印してしまう事になります。最終的にはもっと成長して、ありえないという反応からも卒業してくるとブッダのようになれるのでしょうが(笑)、残念ながらまだ私はそこまで至ってはいません。

そして、一度感情が発生したら、それを封印するよりも、その感情を認識して、そして解放する事が大切です。このことは知っていましたし実践していたのですが、認識していない感情はさすがに解放できません。

また、そのありえない事をした相手にライフコーチをする事は、ありえない言動に対してご褒美をあげてしまう事になり、これもまた相手が最高の自分ではない言動を続ける事になってしまいよくありません。

ただ、この、ありえない、と感じた私の反応は、私自身の古傷でした。

これは、この前の投稿、2016年に経験すべき表面化する古傷のお話と関係があります。

私は、起きた出来事を、感情でなく成長の糧として受け止められる範囲が、職業柄もあり平均の人よりは広い方だと思います。(もちろんまだまだ成長の余地があります)そして、この自分にとって、まだ、何にありえないと感じ、感情が動くか、に気づくことは重要で、それが一番、更なる成長につながる方法です。

こうして、自分の感情を動かす出来事が起きてくれることによって、初めてそれを癒し手放すことができるわけです。そして予定通り、2016年に、まだここではお話していないことも含めて、人生最大級の出来事が2ヶ月の間に3連チャンくらいで発生しました。

宇宙は課題のツボをつく天才ですので、私にとって、過去からの古傷で一番反応しやすい出来事が発生しました。今回の人生の解消すべきカルマの親分が3人連続で登場、といった感じです。

こうした連続カルマ発生事件は、スピリチュアル的には、魂の成長の特急列車に乗っているようなもので、長い目で言えば喜ばしい出来事です。生身の人間的には大変だと思うことはありますが(笑)

さて、話は戻り、このチャネラーの話を聞いて、自分が喉のチャクラが詰まっているという意味が初めてしっくりきました。発生した感情を認識し損ねていたようです。そこで一人で感情解放ワークをし始めます。

しかし、これは簡単ではありませんでした。感情を認識し解放と言っても、とにかく職業病のように、自分の感情に関わらず、スピリチュアルな視点から出来事に取り組む事が習慣となってしまっていたからです。しかし良く注意を払うと、そうした中でも明らかに自分の中で感情が発生していることに、少しずつ気がつき始めました。

そこで1日に一回はそうした感情を認識して、声に出して、その感情を解放する事を新しい習慣にし始めました。これを始めてから面白い出来事がありました。

このお話はウルトラ・スピリチュアルな話なので、ちょっと信じられないという方もいるかもしれませんが、それはそれで構いませんので、その場合は軽く流しながら読んで下さい。

これまで計6人のサイキック、もしくはチャネラーから、異口同音に言われた事があります。(ちなみにこの数は年々増え続けています)それは、私が前世で背後から3箇所突然刺された事があるというものです。そこから、いわゆる不意打ちとか、背後から脅かされるという事に対して、私は極端なくらいに体が反応してしまいます。

さて、それと似た事なのですが、先日車を運転している時に、もの凄いスピードで私の車に背後から迫り、そしてぶつかりそうな勢いで前を横切って行った車がありました。私の後ろから突然現れ、前をかすめて横切りながら突き抜けて行ったという感じです。正直、事故の危険、命の危険を一瞬感じました。ヒヤッとする瞬間です。そして、そこで明らかに感情が発生したので、その感情を言葉にして解放するなら何だろう?と自分に問いかけてみました。

それはベタな表現ですが、こんなものでした。

「あぶないじゃないか、人の命がかかってるんだぞ!」

この人の命がかかっているんだぞ!というのが、私にはドンピシャな言葉でした。

本当に、魂レベルで、長年自分の根底にあった言葉のように感じました。

そして、さっきの前世の話でいえば、前世で後ろから刺された事も含め、突然不意打ちにより自分が命を落とした、もしくは命を落としそうになった経験があるという事を魂レベルで気づいてしまいました。

そこでその言葉を何回か声に出して、気持ちを解放してみると、本当に気持ち良かったのです。

スピリチュアル・ライフコーチとしては、このワークに多少の葛藤はあります。それは、この過程でスピリチュアル・ライフコーチらしからぬ言葉を発する事になるからです。しかしですが、スピリチュアルであるという事は自分がどのステージにいるかをそのまま受け止める事。今自分がこうした状況でこんな感情が発生するという事を受け止める事も、とてもスピリチュアルな事です。

そんな形で自分の中で発生した感情を認識して解放するというのを暫く続けてみました。

そして、結果ですが、今現在、甲状腺の膨らみやシコリが、自分では認識出来ない程これまでで一番小さくなっていたのです!

これまで食事療法やサプリ等色々試してみましたが、こうして自分の中に発生した感情の解放を続けて行った事で喉のチャクラがクリアーになり、それが結果として甲状腺のヒーリングになったのでしょう。

スピリチュアルの世界では、全ての病気にはチャクラ含めたエネルギーの滞りが関係していると言われています。肝臓には怒り、腎臓には恐れの感情が関係していると言われるように、体の問題は決して体だけの問題ではありません。この事を体験を持って痛感した出来事でした。

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