実力があるのに評価されない理由とは

こちらの投稿は「スピリチュアルな人生相談」として、礒が視聴者やメルマガ読者からの質問に、YouTubeで音声にて答えたものを文字起こししたものです。そのままの表現で掲載しているため、全て口語調になっております。あらかじめご了承下さい。

人並み以上の努力をして実力もあるのに評価をされない人っていますよね。それにはどんな原因があるのか、スピリチュアルな観点から質問に回答させていただきました。

演奏は実力があるのにビジネスが伸び悩んでいます

【質問者:高橋さん】

夫の仕事のことについて質問させて下さい 。夫は自営業で、私は会社を辞めて主人のサポートをしています。主人は中国人で、二胡(にこ)という民族楽器の奏者をしています。家に小規模な二胡教室を開いて、演奏指導の傍ら不定期の演奏依頼をこなすという活動スタイルです。

年に一度、自分のコンサートを行い、生徒さんを対象としていますが、楽器販売もしています。収入的に二人が食べていくには問題ないですが、将来を考えるともっと事業を発展させたいと思っています。

少しずつは成長しているのですが、思ったよりも歩みが遅く、焦りや苛立ちを感じています。事業を大きく飛躍させるためには、どんな行動とどんな観点が必要でしょうか 。

手前味噌で恐縮ですが、主人は十分に力を兼ね備えた二胡奏者です。正直に言うとその他の著名な方々にも演奏技術では引けを取らないと自負しています。生徒の皆さんからも技術指導力の高さと人柄の良さを好評価をいただいています。

ただ、集客においては知名度の高さが重要だと痛感しています。多くの人にコンサートへお越しいただきたいのですが、個人の宣伝には限界があり、思うように集客ができていません。二胡にまつわる取材などはその他の有名な方々にお話が入ってしまいます。

実力を証明するチャンスが欲しいというのが一番の思いです。今のところ営業努力が実っていません 。現在は自分たちが出来ることをコツコツ行い、チャンスがめぐってくるのを待っています。たた、どこにビジネスチャンスがあるのでしょうか。

私たちの姿勢やものの見方に問題があるのでしょうか。スピリチュアルとビジネスの両面で活躍されている礒さんにご意見をいただけると嬉しいです。

妬みのメカニズムと引き寄せの法則

アメリカでよく言われる表現で「一番お客さんが付いている公認会計士は計算が上手な人ではなく、単にお客さんを見つけるのが上手だから集まる」という例えがあります。

これがまさにビジネスの心理をついていて、高橋さんの場合はご主人が二胡奏者として一流だけど知名度がない、ということですが、これは二胡奏者に限らずどこの世界でも起こりうることです。

著名な方というのは、もちろん技術もあったと思うのですが、同時に何かしら営業努力をされていたはずです。

人生は様々なパターンがありますので、一見周りの人から見ると、努力というよりは、ついているだけみたいに見えてしまうことがあります。しかし、深堀りすると必ず自己努力をしているんですよね。

また、スピリチュアルな的な観点から言いますと、うまくいってる人を妬むと絶対に追いつくことはできません。

引き寄せの法則で、その対象に自分がネガティブな感情を起こすと、「うまくいっていることが好きじゃないんだ」と解釈してしまうんです。

うまくいっている人には原因と結果の法則があるので、そこを分析し「どうしてこの人は知名度が上がったんだろう」と冷静な観察から始めることをおすすめします 。

同時に、うまくいってる人を賞賛することも大切です。まるで自分の身内がうまくいったかのようにしていると、「あなたはこういうのが好きなのね」と望んでいるものを宇宙に宣言することになりますから。

機会を待つだけではチャンスは訪れない

次は「ものの見方に問題があるのでしょうか」というご質問に関してです。「機会が来るのを待っています」と仰っていますが、待っていて訪れることも、ときにはあるのですが、仕込みをした上で機会はやってくるんですよね。

つまり、まず意図を決めるんです。「自分は二胡奏者として十分な実力がある。これをもっと多くの方に知られることが大勢に貢献出来る道だ。それに見合った努力もしているし、実力もある」と。

そうしたら今度は、その演奏に対する努力と同じぐらいの努力を宣伝にも向けます 。

今回のメールは、奥様である高橋さんからいただきましたが 、ぜひご主人ともこの話をして下さい。

例えば、大勢の前での演奏していることを強く意図に決めたり、アファメーションをしたり、毎日そのことを想像してから過ごしたり、そうしたことをご本人がやるととても強力です 。

ご夫婦で役割分担があると思いますが、お二人とも自分と実力が変わりない人がどんどん有名になっていく、どんどん依頼が来る、と考えるとネガティブなサイクルに入ってしまいます。

なので、自分達はそれ以上の実力があって、多くの方々知られる権利があると、それぐらいに考えて、上手くいってる方の分析をして下さい。

それを踏まえて、どうやって自分の実力を知ってもらうか、そのためには、今までの枠を超えて何をしたらいいのだろうかと考えるんです 。

その際にビジネスセミナーに行ったり、ビジネスの本を読んだりする必要があります。ただなんとなく待っているのではなく、アクションを起こして下さい。今回、公開質問という形で質問を送っていただいたことも、もちろん立派なアクションです。

まとめ

ビジネスで結果を出すには、結果がでるまで学び、試行錯誤を続けるということに尽きるんですね。

そのときに素人の中でやり続けるのと、プロで結果を出している人から継続的に何か学びを得るのではスピードが全然違ってきます。

私自身もアメリカで自分のビジネスの数倍のスピードで進んでいる方のところに行って 、学び、それを実践していました。もし、自分であらゆるマーケティングを全て試行錯誤でやっていたら何年も後れを取っていたでしょう。

なので、経験を積んでいる人、うまくいっている人から学んでしまう方が早いです 。そして、それぐらいの心構えを持つ必要があります。

そして、そのためにはときに投資が伴います。一切投資をしないで、出来る限り地道な範囲に進もうとすると地道な結果しか待っていないんですね

なので、このようなマインドシフトは大切だと思います。しかし、今は無料で多くのことが出来る時代になりました。演奏に自信があるのであれば、演奏を音声やビデオという形にして、youtubeなどのサービスを利用してたくさん公開できます。

では、それをどんな形で公開していくかということですが、こうしたソーシャルネットワークを使って拡散したからといって、すぐに結果が出ることはありません。週に1回ずつ定期的に公開していて、たくさん集まった頃に何かが起きたりするんですね。

なので、上手くいくまで努力を継続するというマインドセットが大事です 。そこから行動も行動の密度も変わってくるはずですから。なにより待ちの姿勢からギアが切り替わり、一気に加速するのではないかと思います。

心の中で本当に自分が出来ると信じたり、自分が大勢の人に貢献をすることの喜びを毎日噛み締めてから一日を始めたりすると、心と行動が同期して、一気に夢が実現するスピードが速くなっていきます。

 

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演奏は実力があるのにビジネスが伸び悩んでいます

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