時は2009年2月13日。礒がまだニューヨークのお隣であるニュージャージー州に住んでいたときのことです。その日礒は、いつもより早く床につきました。
しかし、夜半に突然誰かに起こされたそうです。そして礒を起こした存在は、こちら側の人間ではなく、霊ともエネルギーともいえるような圧倒的存在だったといいます。
礒が目を開けてその圧倒的な存在に気づくと、それは礒の頭の中にぴょんと入ってきました。そしてその瞬間、頭の中が銀色の光で満たされたような感覚になったそうです。
礒の頭を満たした光は、頭から首、首から胸へと身体の中を下っていき、光に満たされた場所は大きく膨れ上がっていきました。そしてこの光が全身を通り抜けている間は、エクスタシーや恍惚といった言葉では言い表せないような至極の時間が流れていたそうです。
この時のことを、礒は一言で「魂の快感」と表現しています。
また、この一連の体験は快感をもたらしただけではありませんでした。礒はこの圧倒的な存在である銀色の光を神様だと思い、その神様から背中を押されるように感じたと語っています。
実は、当時の礒はビジネスの方向性で長らく迷っていた時期でした。
しかしこの神秘体験を経て、神様から「いつまで迷っているんだ、自分の好きな方向に進みなさい」と発破をかけられたような感覚になり、礒は2年の間迷っていたビジネスの方向性を大きくスピリチュアルに舵取りしました。
そしてその結果、その年の売上が4倍にまで成長したのです。