アメリカ人の肩書は仰々しいものが多く、例えば日本で部長職に相当する人は「VP(バイスプレジデント)」と呼ばれ、実際には日本の部長職以上の権限を持っていることも少なくありませんでした。
その上には「SVP(シニアバイスプレジデント)」や「EVP(エグゼクティブバイスプレジデント)」などの役職があり、非常に多くの肩書が存在していました。
そこに赴任した礒は、仰々しく威圧的な肩書に囲まれ、また最年少赴任者というプレッシャーもあってか、当初かなり肩身の狭い思いをしたのを覚えているそうです。
そしてあるとき、必要以上に気を使って萎縮している自分がいる事に気づきました。