瞑想の効果とは? レーシック手術での体験

当サイトでは、過去に何度も瞑想がもたらしてくれた効果をお伝えしてきましたが、今回は健康面から代表の礒が「本当に瞑想をしていて良かった」と感じた体験をご紹介します。

初めてのレーシック手術

礒は10年以上前にニューヨークでレーシックの手術を受けました。

きっかけは、コンタクトレンズが長時間装着できなくなってしまったこと、周囲にレーシック手術の経験者が増え始めたこと、また当時タイガー・ウッズなどの著名人がレーシック手術を受けて成功した話を聞いていたことなど、いくつかの要因が重なったことが挙げられます。

礒は手術を受けるにあたって、友人からアドバイスとして、どんな医者から受けるか、その医者は何人の施術経験があるか、さらにはどんな機器を使っているかということが重要だと聞き、まずは徹底的にリサーチを行ったそうです。

結果、レーシックの手術件数や使用している機器など、全ての面から判断して納得できる医者に出会えたので、そこでレーシック手術を受けることを決めました。

レーシック手術を受けるには、そもそも手術が可能な目かどうか判断する必要があります。そのため、手術前に適合検査を受け、それをパスしなければいけません。幸いにも、礒は無事に検査をパスすることができ、手術当日ニューヨークに向かいました。
(礒はその頃、ニューヨークのお隣ニュージャージーに住んでいました)

手術開始直前、医師から予想外の一言が

手術中は手術台の上で仰向けになり、まぶたが開いた状態で目が固定されます。そこに麻酔用の点眼を落とされ、いよいよ手術開始です。

そのとき、突然医者から
「ではこれから手術を開始するので、正面にある点滅している赤いランプを、できるだけ目を動かさないようにまっすぐ見続けてください」といわれたそうです。

これを聞いて、礒は一瞬で察知しました。手術中に眼球が大きく動けば最高の結果が得られない可能性があること、そしてある程度自力で眼球を動かさないように努めなければならないことを。想像以上に大変な手術であると、このとき初めて自覚したそうです。

礒は当時を振り返って、手術当日に実際何をするかということに関して、ほとんど質問しなかったし、手術が始まればあとは医者が上手くやってくれるだろうと深く考えていなかったと語っています。

「最新の機器では、角膜に傷を入れているときに眼球が動いても、眼球に合わせてレーザーが動いてくれるので心配ない」という大まかな説明は受けていましたが、いざレーザーで角膜に傷を入れ始めるとなると、可能な限り動かさないことに越したことはないと考えていました。

こうした考えが、礒の頭をよぎったのは一瞬で「点滅している赤いランプを見てください」といわれた10秒後にはレーザーで角膜に傷を入れる手術が始まっていました。

瞑想に入った状態での手術がスタート

そこで礒は「今考え事をしていては眼球が小刻みに動いてしまう。眼球を動かさない一番良い方法は思考を止めることだ」と、ほんの数秒のうちに覚悟し、瞑想を決断しました。

手術中という状況の中、目を見開いたまま思考を止め、瞑想状態に入っていきました。
ゆっくりと呼吸をし、点滅をする赤いランプだけを見つめ、しかし一切考え事をしないよう意識を向けるのはあくまで呼吸だけ。

おそらく1分前後瞑想している間に手術は終わりました。雑念が一切なかったためか、礒は正面を向いていて気がついたときには終わっていたそうです。

手術の結果は…

手術の結果は成功でした。礒は手術後に医者から「あなたの手術の受け方は本当にすばらしい。私の目標は、全てのレーシックの手術を今回のように成功させることだよ」と伝えられました。

残念ながら、レーシック手術は結果に個人差が出てしまい、最良のケースばかりとはいきません。しかし礒のレーシック手術に関しては、100%のできであると語ってくれたそうです。

術後の経過も順調でした。夜間に視力が低下したり、光の反射を強く感じたり、ドライアイになったりと様々な副作用の説明を事前に受けていたのですが、術後3ヶ月から半年が経過する頃には、こうした副作用は全く感じられず、10年以上たった現在でも、レーシック手術をしたことを忘れてしまう程、両目2.0の視力をキープし、副作用も全くないそうです。

ちなみに、レーシック手術を受ける前の礒の視力は、0.1以下で乱視の症状もあらわれていました。しかし術後は視力の回復だけでなく、乱視も治まっています。最近礒が行った視力検査では、両目が2.0という結果だったそうで、このことからも手術が大成功していたことが伺えます。

まとめ

実は手術後、礒は自分のレーシック手術を行った医者を友人に紹介していました。その方も礒と同じように綿密な適正検査を受けて手術を行ったわけですが、なぜか期待通りの結果にならず、1回目の手術後の視力は1.0以下でした。2回目に矯正手術を行ったそうですが、それでも1.0には届かなかったとのことです。

この差がどこからきているのか、全てが瞑想で説明できるものではありません。しかし礒のレーシック手術が上手くいったのは、手術中に瞑想状態に入り、眼球の動きが極めて少ない状態を保てたことが無関係ではないと感じます。

今回は少し変わった瞑想の活用例ですが、どこかでなにかの参考になれば幸いです。

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